日常生活

姿勢と動作のコツ

姿勢で変わる脊柱管の広さ

基本の考え方

狭窄症では、腰を反らす姿勢 で症状が悪化しやすく、前かがみの姿勢 で楽になることが多いです。

これは、前かがみになると黄色靭帯が引っ張られて薄くなり脊柱管が広がるためです。逆に腰を反らすと脊柱管がさらに狭くなり、神経への圧迫が強まります。

姿勢と脊柱管の関係 — 前かがみで脊柱管が広がり、腰を反らすと狭くなる

この特徴を理解して、日常生活の姿勢や動作を工夫しましょう。

[!info] 詳しい解説 なぜ姿勢で症状が変わるのか、間欠性跛行のメカニズムについては なぜ痛いのか — 痛みのしくみ で詳しく解説しています。

立っているとき

ポイント 具体的に
長時間立ち続けない こまめに座る、歩く
片足を台に乗せる 腰の反りが減る
壁にもたれる 腰の負担を減らす
カートや杖を使う 前かがみになりやすい

歩くとき

ポイント 具体的に
休み休み歩く 痛くなったら無理しない
前かがみの道具を使う ショッピングカート、シルバーカー
杖を使う 体を支え、前かがみになれる
坂道は下りに注意 腰が反りやすい

座っているとき

ポイント 具体的に
深く座る 浅く座ると腰が反る
背もたれを使う 腰の負担を減らす
足を組まない 腰のバランスが崩れる
長時間は避ける 1時間ごとに立ち上がる

物を持ち上げるとき

[!note] 正しい持ち上げ方 ❌ 腰を曲げて持ち上げる → 腰に大きな負担

✅ 膝を曲げてしゃがみ、脚の力で持ち上げる → 腰の負担が少ない

してはいけないこと 代わりにすること
腰だけで持ち上げる 膝を曲げて、脚の力で
重いものを一人で 誰かに手伝ってもらう
体をひねりながら持つ 体ごと向きを変えてから