除圧術

内視鏡・低侵襲手術

内視鏡手術とは

細いカメラ(内視鏡)を小さな穴から体の中に入れて、画面を見ながら行う手術です。大きく切り開かずに、小さなキズ から道具とカメラを入れて行うのが特徴です。

内視鏡手術の種類

手術 傷の大きさ 特徴
内視鏡下手術 1〜2cm カメラを使って手術
顕微鏡下手術 3〜5cm 顕微鏡を使って精密に

高齢の方にとってのメリット

内視鏡手術には、特に高齢の方にとって大きな利点があります。

キズが小さい → 痛みが少ない 皮膚や筋肉を大きく切らないので、手術後の傷の痛みが少なめになります。痛み止めを大量に使わなくてよい、夜よく眠れるなどが期待できます。

出血が少ない 開く範囲が小さいので、出血量が少ないことが多いです。心臓・腎臓が弱い方には、血液や点滴の負担が少ないのは大きな利点です。

早く起きて歩ける 筋肉へのダメージが少ないので、手術の翌日〜数日以内に起き上がって歩きやすくなります。長く寝たきりになると筋力低下・肺炎・認知機能の低下などが起きやすいため、高齢の方ほどこのメリットは大きいです。

入院が短く済むことが多い 傷が小さく回復が早い分、入院期間が短くなることが期待できます。体の負担、ご家族の付き添いの負担、医療費の負担の軽減にもつながります。

内視鏡手術の注意点

  • すべての病気・すべての人が内視鏡でできるわけではない(骨のゆがみが強い、肥満が強いなどでは通常の手術が安全なこともある)
  • 術者の経験がとても重要 で、慣れていないとむしろ合併症が多くなったり、時間が長くなったりすることもある
  • キズが小さくても、体の中でやっていることは通常の手術とほぼ同じなので、麻酔や合併症のリスクはゼロにはならない

キズが小さくなる分、体の負担は軽くなりますが、まったく楽な手術というわけではなく、「なるべく負担を減らした手術」と考えてください。