似ている病気
変性すべり症について
すべり症とは
椎骨が前後にずれている状態を「すべり症」と呼びます。

狭窄症との関係
すべり症があると、脊柱管が狭くなりやすい のです。積み木が前後にずれるので、当然トンネルもずれて神経が圧迫されます。
つまり、すべり症と狭窄症は 別々の病気ではなく、関連している ことが多いです。
| 診断名 | 意味 |
|---|---|
| 腰部脊柱管狭窄症 | 脊柱管が狭い |
| 変性すべり症 | 椎骨がずれている |
| 変性すべり症を伴う狭窄症 | 両方ある |
医師から「すべり症もある」と言われた場合、すべりが狭窄の原因の一つになっている可能性があります。
治療への影響
すべりの程度や不安定性によって、治療方針が変わることがあります。不安定性は前かがみと反り返りのレントゲンで、すべりがどれほど変化するかで評価します。前かがみで大きく前方にずれる場合は不安定性が高いことになります。
- 軽度のすべり → 除圧術だけで対応できることも
- 不安定なすべり → 固定術(背骨を固定する手術)が必要なことも
不安定性が高いすべり症の場合、除圧(椎弓や黄色靭帯の切除を通じて)を行っても、その分またすべる(ずれる)ことで、結局狭窄が解除されないことが危惧されます。そのため、固定術が推奨されることが多いのです。