親が脊柱管狭窄症と言われたら

「脊柱管狭窄症です」と言われたら

まず、安心してください

お医者さんから「脊柱管狭窄症ですね」と告げられると、ご本人もご家族も不安になります。でも、まず知っていただきたいのは:

事実 説明
非常に多い病気です 日本では推定240万人以上。60歳以上の約10%に見られます
命に関わる病気ではありません がんのように生命を脅かすものではありません
治療の選択肢がたくさんあります 薬、リハビリ、注射、手術、SCSなど
多くの方が改善します 保存療法だけでも50〜70%の方で症状が軽くなります

ただし、放置して良い病気でもありません。適切な治療を受けることで、痛みや歩行障害の進行を防ぐことができます。

病気の基本 — 家族向けの簡単な説明

背骨の中には、脳から足まで神経が通る「トンネル」(脊柱管)があります。年齢とともに骨や靭帯が変形してこのトンネルが狭くなり、中の神経が圧迫されるのが 脊柱管狭窄症 です。

正常な脊柱管 狭窄した脊柱管
正常な脊柱管の断面 狭くなった脊柱管で神経が圧迫される様子

代表的な症状は

  • 間欠性跛行(かんけつせいはこう)— 少し歩くと足が痛くなり、休むとまた歩ける

間欠性跛行:歩くと足が痛くなり、休むと楽になる

  • 足のしびれ — 「正座のあとのしびれ」に似た感覚
  • 腰痛 — ただし腰痛だけでは狭窄症とは限りません

[!info] もっと詳しく知りたい方へ 病気のしくみについては 腰部脊柱管狭窄症とは で詳しく解説しています。