ブロック注射
ブロック注射の2つの目的
ブロック注射には、大きく分けて2つの使い方があります。
1. 痛みを和らげる(除痛目的)
痛みそのものを一時的にやわらげることを目的に行います。
- 局所麻酔薬を注射し、痛みの伝達を一時的に遮断します
- 効果が出ている間に運動療法を進める、という位置づけで使われることが多いです
- ペインクリニック(痛み専門の診療科)で多く行われます
「つなぎ」の治療として:
ブロック注射の効果は一時的です。そのため、「注射で痛みを取って、その間に運動療法で体を強くする」という使い方が現実的です。注射だけに頼るのではなく、運動療法と組み合わせることが大切です。
2. 痛みの原因を調べる(診断目的)
脊柱管狭窄症では、加齢に伴う変性(すり減り)が複数の場所で進んでいることがあります。MRIで狭窄が複数見つかった場合、**「どの場所が一番の原因か」**を特定する必要があります。
特定の神経にブロック注射をして痛みが消えれば、「この神経が犯人」とわかります。手術を検討する場合、どこを手術すればよいかを決める重要な情報になります。
診断目的のブロックは、脊椎外科で手術の計画を立てる際によく使われます。