骨粗しょう症と狭窄症
圧迫骨折の腰痛と、狭窄症の症状
骨がもろくなると、ちょっとした尻もちや、時には気づかないほどの動作でも、背骨がつぶれてしまうことがあります。これを圧迫骨折(背骨の骨がつぶれる骨折)といいます。この痛みは、狭窄症の症状とはずいぶん違います。
| 圧迫骨折の腰痛 | 狭窄症の症状 | |
|---|---|---|
| 始まり方 | ある時から突然、強い痛みが出る | 何年もかけてゆっくり |
| 痛む場所 | 腰や背中そのもの | おしり・太もも・ふくらはぎ・足 |
| どんなとき | 寝返り・起き上がりでズキッ | 歩くと出て、休むと引く |
| 代表的な症状 | 動いた瞬間の鋭い痛み | 間欠跛行(かんけつはこう) |
狭窄症の代表的な症状は「歩くと脚がしびれ・痛み、少し休むとまた歩ける」という間欠跛行です。一方、圧迫骨折は「動いた瞬間に腰がズキッとする」のが特徴です。
大切なのは、このふたつは同時に起こりうるということです。もともと狭窄症で通院されている方に、ある日突然の強い腰の痛みが加わったときは、圧迫骨折が隠れていることがあります。そのようなときは、次の診察を待たずに主治医へご相談ください。
どんな痛みのときに受診を急ぐべきかは、「急いで受診すべきサイン」で詳しく解説しています。転倒後の急な腰痛は、そこでも注意すべきサインのひとつとして挙げています。
骨粗しょう症の詳しい情報は、姉妹サイト「no-porosis.com(病気を知る)」「porosis-care.com(治療と暮らし)」もご覧ください。