骨粗しょう症と狭窄症

圧迫骨折は「連鎖」することがあります

圧迫骨折で気をつけたいのは、骨折そのものの痛みだけではありません。ひとつの骨折が、次の変化を連れてくることがあるのです。

背骨が前側でつぶれると、背中は少しずつ丸くなります。丸くなった姿勢では、体を起こしておくために腰や背中の筋肉がいつも頑張り続けることになり、これが慢性的な腰背部の痛みにつながります。さらに、丸くなった背骨には次の負担がかかりやすく、別の背骨がまた折れやすくなる——つまり、骨折が骨折を呼ぶ「連鎖」が起こりうるのです。

連鎖のしくみ
① 背骨がひとつつぶれる 圧迫骨折
② 背中が丸くなる 姿勢の変化(円背)
③ 筋肉が頑張り続ける 慢性的な腰や背中の痛み
④ 次の背骨に負担が集中 新たな圧迫骨折のリスクが高まる

裏を返せば、最初のひとつを防ぐこと、起きてしまったら早く見つけて骨の治療を始めることが、この連鎖を断ち切るいちばんの方法です。「最近、背中が丸くなった」「腰の痛みがなんとなく続く」——そんな変化こそ、骨密度検査と治療を考えるきっかけにしてください。

骨粗しょう症の詳しい情報は、姉妹サイト「no-porosis.com(病気を知る)」「porosis-care.com(治療と暮らし)」もご覧ください。