SCSと心の準備

治療の成績と満足度のギャップ

SCSの治療効果を調べる研究では、興味深い結果が報告されています。

客観的な評価(アンケートによるスコア)では、SCSを受けた方の**約90%が「改善あり」**と判定されます。ところが、「治療を受けてよかったと思いますか?」という質問に対して、**満足していると答えた方は約60%**にとどまります。

評価方法 結果
アンケートによる客観的な改善 約90%が改善
本人の満足度 約60%が満足
ギャップ 約30%

この約30%の差は何でしょうか?

身体的には改善しているのに満足できない — その背景にあるのが、治療前の心理的な状態です。特に、うつ症状や「痛みに対する考え方のクセ」が、治療後の満足感に大きく影響することがわかっています。