SCS療法 詳細ガイド

Part 2: 刺激モードの違い

最近の傾向:刺激感のないプログラムが主流に

SCSの刺激方法は大きく進化しています。以前は「ピリピリする刺激感で痛みを覆う」方法(従来型刺激)が中心でしたが、最近は刺激感を感じない新しいプログラムが優先的に使われるようになっています。

従来型刺激(刺激感あり)

最も古くからある方法で、今でも有効な選択肢のひとつです。

項目 内容
感覚 ピリピリ、ジーンという刺激感(パレステジア)
特徴 痛い場所を刺激感で覆う
メリット 実績が長く、効果の実感が得やすい
消費電力 比較的低い(充電頻度が少ない)

刺激感のないプログラム(パレステジアフリー)

現在主流となっている方法です。高頻度刺激など、複数の技術があります。

項目 内容
感覚 刺激感がない〜ほとんど感じない
特徴 痛みの信号の処理そのものに作用する
メリット 刺激感がないため自然。日常生活での違和感が少ない
消費電力 従来型より高い(充電がやや頻繁)

体動に合わせた自動調整

姿勢や活動に応じて、刺激の強さが自動的に変わる機能です。

項目 内容
仕組み 脊髄の電気活動や体の動きを感知して自動調整
メリット 立ったり座ったりしても、最適な刺激が維持される
対応 メドトロニックの一部機種に搭載

どの刺激を選ぶべきか?

あなたの状況 おすすめ
初めてSCSを受ける 刺激感のないプログラムから試すことが多い
刺激感のないプログラムで効果不十分 従来型も試す
活動量が多い(刺激の変動が気になる) 自動調整機能付き

実際には:

トライアル期間中に複数のモードを試して、自分に合ったものを見つけることが多いです。「刺激感のあるプログラム」と「刺激感のないプログラム」の両方を体験してから決めることをおすすめします。