SCS療法 詳細ガイド
Part 7: SCS適応チェックリスト
SCSが向いているかのセルフチェック
以下に当てはまる項目をチェックしてください:
すべての方に共通する基本条件
- 3ヶ月以上痛みが続いている
- 保存療法で十分な効果がない
- 痛みで日常生活に支障がある
① 手術対象が不明確な方
- まだ脊椎手術を受けていない
- 画像と症状が一致しないと言われた
- 多椎間の変性がある
- 「明確な手術対象がない」と言われた
- 神経性の痛み(しびれ、放散痛)が主体
- 保存療法後6ヶ月〜2年程度経過している
② 大きな固定術が必要な方
- まだ脊椎手術を受けていない
- 多椎間(2椎間以上)の固定が必要と言われた
- 高齢や合併症があり、大きな手術のリスクが心配
- 長期入院や術後合併症のリスクを避けたい
- 神経性の痛み(しびれ、放散痛)が主体
③ 手術後も痛みが残る方
- 脊椎手術を受けたことがある
- 手術後も痛みが残っている
- 術後3ヶ月以上経過している
- 再手術のリスクが高い、または効果が不明と言われた
- 画像上は改善しているのに痛みが続く
適応を弱める要素(すべてのタイプ共通)
- まだ十分に保存療法を試していない(3ヶ月未満)
- 明らかな圧迫が残っていて、少数椎間(1椎間)の手術で改善が見込める
- 心理的な問題が痛みの主因
- 精神疾患の治療が必要
除外条件
- 現在、感染症がある
- 出血傾向がある(抗凝固薬使用中など)
- 重度の認知症がある
- ペースメーカーあり(要相談)
結果の目安:
- 基本条件をすべて満たす + ①〜③のいずれかの項目に複数該当 → SCS検討の価値あり
- 除外条件に該当 → 現時点ではSCSは難しい(治療後に再検討)
- 適応を弱める要素が多い → まずは保存療法の最適化、または手術の再評価を