脊髄刺激療法(SCS)

期待できる効果と限界

効果の目安

SCSは、痛みを完全になくす治療ではありません

一般的に、痛みが50%以上軽減 すれば「有効」と判断されます。

効果の目安: 痛みが「10」だった場合 → SCSで「5」以下になれば効果あり。完全に「0」になることは稀です。

研究データ

多くの研究で、以下のような結果が報告されています:

  • 約60〜80%の患者さんで有効
  • 長期的にも効果が持続することが多い
  • 薬の量を減らせることがある
  • 生活の質(QOL)の改善

SCSでできること・できないこと

できること できないこと
痛みを和らげる 痛みを完全になくす
日常生活を楽にする 病気の原因を治す
薬を減らせる可能性 狭窄や変形を治す
活動量を増やせる可能性 すべての人に効く保証

大切な心構え

SCSは「治す」治療ではなく、「痛みと上手に付き合う」ための治療です。

痛みがゼロになることを期待するのではなく、「痛みがあっても、やりたいことができる」状態を目指します。