反ると悪化するタイプ
7つの屈曲エクササイズ
すべての運動は、仰向けに寝た状態から始めます。痛みのない範囲で行ってください。
エクササイズ1:骨盤の後傾(こつばんのこうけい)

目的: 腰の反りを減らし、腹筋を穏やかに使う基本の動き
- 仰向けに寝て、両膝を立てます
- おへそを背中に近づけるイメージで、お腹に軽く力を入れます
- 腰と床の間の隙間を床に押し付けるようにします
- 5秒保って、力を抜きます
- 10回繰り返します
ポイント: お尻を持ち上げる必要はありません。腰を床に「ペタッ」と付けるだけです。これがすべての運動の基本になります。
エクササイズ2:片膝抱え

目的: 腰をやさしく丸めて、背骨まわりをストレッチする
- 仰向けに寝て、両膝を立てます
- 片方の膝を両手で抱えて、胸に引き寄せます
- もう片方の足は床に付けたまま、膝を立てておきます
- 気持ちよく伸びる感覚があるところで15〜20秒保ちます
- ゆっくり戻して、反対側も同様に行います
- 左右各5回ずつ
ポイント: 無理に膝を胸に押し付けなくてかまいません。「気持ちいい」と感じるところで止めてください。
エクササイズ3:両膝抱え

目的: 腰全体をより深くストレッチする
- 仰向けに寝て、両膝を立てます
- 両方の膝を両手で抱えて、胸に引き寄せます
- 腰が床から丸く浮き上がるのを感じます
- この状態で15〜20秒保ちます
- ゆっくり戻します
- 5回繰り返します
ポイント: 頭は無理に持ち上げなくてかまいません。腰が丸まる感覚を味わってください。ゆりかごのように左右に小さく揺れると、気持ちよく感じる方もいます。
エクササイズ4:部分的な上体起こし

目的: 腹筋を鍛える(腰に負担をかけない方法で)
- 仰向けに寝て、両膝を立てます
- 両手を太ももの上に置きます
- あごを引いて、頭と肩をゆっくり持ち上げます
- 両手が膝のあたりに届くまで上体を起こします(完全に起き上がらなくてよい)
- 5秒保って、ゆっくり戻します
- 10回繰り返します
ポイント: 完全な上体起こし(腹筋運動)ではありません。肩甲骨が床から離れる程度で十分です。首に力を入れすぎないように注意してください。
エクササイズ5:ハムストリングストレッチ

目的: 太ももの裏側を伸ばして、骨盤の動きを良くする
- 仰向けに寝て、両膝を立てます
- 片方の足を上に伸ばします
- タオルを足の裏にかけて、両手で持ちます
- タオルを手前にゆっくり引いて、太ももの裏側の伸びを感じます
- 20〜30秒保ちます
- ゆっくり戻して、反対側も同様に行います
- 左右各3回ずつ
ポイント: 膝が多少曲がっていてもかまいません。太ももの裏が「伸びている」と感じれば十分です。痛みではなく「心地よい伸び」を目指してください。
エクササイズ6:股関節の前側ストレッチ(腸腰筋ストレッチ)

目的: 股関節の前側の硬さを取り、腰の反りすぎを防ぐ
- ベッドの端に仰向けに寝ます
- 両膝を胸に抱えます
- 片方の足をベッドの端から下に垂らします
- 垂らした足の太ももの前側に伸びを感じます
- 20〜30秒保ちます
- ゆっくり戻して、反対側も同様に行います
- 左右各3回ずつ
ポイント: 椅子に座った姿勢でもできます。椅子に浅く座り、片足を後ろに伸ばすことで、同じストレッチが行えます。
[!note] 股関節の前側が硬くなると、立っているとき腰が自然に反ってしまいます。この硬さを取ることで、腰への負担を減らすことができます。
エクササイズ7:スクワット(しゃがみ込み)

目的: 足腰の筋力を鍛えながら、腰を丸める動きを行う
- 足を肩幅に開いて立ちます
- 椅子の背もたれやテーブルに手をつきます(安全のため)
- 背中をまっすぐ保ちながら、ゆっくりしゃがみます
- 無理のない深さまで下がったら、2秒保ちます
- ゆっくり立ち上がります
- 10回繰り返します
ポイント: 最初は浅いスクワットで十分です。膝がつま先より前に出すぎないように注意してください。かかとが浮かないように行います。バランスが不安な方は、必ず何かにつかまって行ってください。