こんな症状は要注意
骨粗しょう症と圧迫骨折 — ご高齢の方へ
ご高齢の方の腰痛で特に注意していただきたいのが、骨粗しょう症による圧迫骨折です。
なぜ大切なのか
- 70歳以上の女性の約3人に1人が骨粗しょう症を持っている
- 圧迫骨折はくしゃみ、重い荷物を持ち上げる、尻もちといった、ごく日常的な動作で起こることがある
- 骨折に気づかずに生活している方も多い(「最近腰が曲がってきた」と感じる方は要注意)
こんなときは圧迫骨折を疑ってください
| サイン | 説明 |
|---|---|
| 突然の強い腰背部痛 | 特にきっかけがある場合(転倒、重いものを持った) |
| 背中を叩くと痛い | 特定の背骨を押すと強い痛みがある |
| 身長が縮んだ | 以前より2cm以上身長が低くなった |
| 背中が丸くなった | 最近、猫背が目立つようになった |
| ステロイドを長期使用 | ステロイドは骨を弱くする作用がある |
検査について
- レントゲンで多くの圧迫骨折は診断できます
- 骨密度検査(DEXA)で骨粗しょう症の程度を評価します
- 新しい骨折か古い骨折か判断が難しい場合はMRIが有用です
圧迫骨折の多くは適切な治療で改善します。痛みが強い場合でも、コルセット、薬、リハビリで回復される方がほとんどです。