手術について(知っておきたいこと)
まとめ
- 脊椎固定術は、すべり症・骨折・腫瘍・感染症など、明確な構造的問題がある場合に有効
- 原因が特定できない慢性腰痛では、長期追跡調査で固定術とリハビリの間に臨床的に意味のある差がない
- 椎間板造影検査は偽陽性が多く、手術が必要な人を正確に見分けることが困難
- MRIの「異常」のほとんどは正常な老化 — これだけで手術を決めるのは推奨されない
- 手術には早期合併症、隣接椎間障害、FBSSなどのリスクがある
- NICE、ACPなどの主要ガイドラインは、非特異的慢性腰痛への固定術を推奨していない
- 「手術は悪い」のではなく、「正しい適応で行うことが大切」