ブロック注射

「和らげる」と「確かめる」二つの使い道、注射の種類、当日の流れ、効き目と安全性、効いたとき・効かなかったときの次の一歩を解説します。

痛みの元になっている神経のそばに、お薬を届ける注射です。痛みを和らげるだけでなく、「どの神経が痛みの元か」を確かめる手がかりにもなります。

診察室で、注射について医師から説明を受ける患者さん

このページでわかること

  • ブロック注射とは何か、飲み薬とどこが違うのか
  • 「和らげる」と「確かめる」、二つの使い道
  • 狭窄症で使われる注射の種類
  • 当日の流れと、受ける前に伝えてほしいこと
  • 効き目・ステロイド・安全性について、わかっていること
  • 効いたとき、効かなかったときの次の一歩

外来では「背骨のそばに針を刺すのはこわい」「一度始めたらずっと打ち続けることになるのでは」とよく聞かれます。このページでは、ブロック注射でできることとできないことを分けてお話しします。


1. ブロック注射とは:二つの使い道

神経のそばに、お薬を届ける

ブロック注射は、痛みやしびれの元になっている神経のすぐそばに局所麻酔薬(痛み止めの注射薬)を届ける治療です。炎症をしずめる薬(ステロイド)を混ぜることもあります。

飲み薬は、血の流れに乗って体じゅうを回ります。ブロック注射は、困っている神経のところへ直接お薬を置いてきます。

最初に知っておいていただきたいのは、背骨のトンネル(脊柱管)が狭くなっていること自体は注射では変わらないということです。ブロック注射は神経を落ち着かせて痛みを和らげる治療で、病気そのものを治す治療ではありません。

「和らげる」と「確かめる」

ブロック注射には、二つの使い道があります。

一つ目は和らげることです。痛みをしずめて、生活を楽にするための注射です。痛みを専門に診る先生方(ペインクリニック)は、この目的で間をあけてくり返し行うことがあります。

二つ目は確かめることです。狭窄症では、MRIなどの画像で狭いところが何か所も見つかることがよくあります。そのうちのどこが今の脚の痛みを出しているのかは、画像だけでは決めきれません。そこで怪しい神経の一本に注射をして、いつもの痛みが引くかどうかを見ます。

私自身は、ブロック注射を治療として使うことは、あまりありません。画像で、いくつかの神経が関わっていそうなとき、いちばん強い痛みを出している神経がどれかを確かめるために使うことが多いです。

ただ、確かめる検査としても完璧ではありません。お薬がとなりの神経まで広がったりうまく届かなかったりすると、結果がずれることがあります。[1][2] 注射の結果は、診察やMRIと合わせて判断する手がかりの一つです。

ガイドラインでの位置づけ

腰部脊柱管狭窄症の診療ガイドライン(2021年版)でも、ブロック注射は保存療法(手術をしない治療)の選択肢の一つとして取り上げられています。[3]


2. 狭窄症で使われる注射の種類

ブロック注射には、注射する場所によっていくつかの種類があります。どれを選ぶかは、症状が片脚か両脚か、どこが狭いか、目的は何かで決まります。種類によって効き目にはっきりした差があるかどうかは、まだわかっていません。[4]

おしりの上から:仙骨裂孔(せんこつれっこう)硬膜外ブロック

おしりの少し上、仙骨という骨のすき間から注射します。背骨のトンネルの下の入り口から、お薬を流し込むイメージです。

  • 外来で受けやすい方法です
  • 両脚の症状にも届きやすい方法です

腰の背骨のすき間から:硬膜外(こうまくがい)ブロック

腰の真ん中あたり、背骨と背骨のすき間から注射します。狭くなっているところに近い場所から、トンネルの中へお薬を入れます。

神経の出口に:神経根(しんけいこん)ブロック

背骨から脚へ向かう神経の一本(神経根)を狙って、レントゲンで見ながら注射します。「確かめる」目的で使うのは、主にこの方法です。

  • 針が神経に近づくと、いつもの脚の痛みが一瞬響くことがあります。これも、その神経が関わっているという手がかりになります
  • 神経の出口が強く狭くなっていると、お薬が届きにくいことがあります

腰の関節に:椎間関節ブロック

背骨どうしをつなぐ小さな関節(椎間関節)の周りに注射します。主に腰そのものの痛みが強い方に使われ、脚のしびれにはあまり向きません。

横から見た腰の骨:前に椎体と椎間板、後ろに椎間関節があり、そのあいだのすき間から脚へ向かう神経根が出ている


3. 当日の流れと、受ける前に伝えること

当日の流れ

流れは施設によって少しずつ違いますが、おおまかには次のとおりです。

  1. 診察で、どの種類の注射を何のために行うかを確認します
  2. 診察台に、うつ伏せか横向きになります
  3. 腰を消毒し、細い針で注射します。数分ほどで終わることが多い注射です
  4. 終わったらすぐには帰らず、しばらく休みます
  5. 脚に力が入ることを確かめてから帰宅します

私の外来では、注射のあと10分ほど休んでいただき、そのあとスタッフが一緒に歩いて脚に力が入ることを確かめてから、お帰りいただいています。局所麻酔薬が効いている間は、脚がしびれたり力が入りにくくなったりすることがあるからです。[5]

受ける前に、必ず伝えてほしいこと

血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方は、必ず事前に伝えてください。注射の種類によって、出血しやすさへの備え方が違います。[6] 自己判断でやめると心臓や脳の病気の予防が途切れてしまうことがあるので、やめずに先に相談してください。

糖尿病のある方も、伝えてください。ステロイドを使うと、注射のあと血糖値が一時的に上がることがあります。多くは数日で元に戻ります。[7] 自分で血糖を測っている方は、注射のあと数日はいつもより気をつけて見てください。

注射のあと、連絡してほしいとき

次のようなときは、注射を受けた医療機関に連絡してください。

  • 脚のしびれや力の入りにくさが、その日のうちに戻らない
  • 注射したところが赤くはれる、熱が出る
  • 横になると楽になる強い頭痛が続く

4. 効き目と安全性:わかっていること

効き目について

ブロック注射のあと、痛みやしびれが楽になる方は多くいらっしゃいます。ただ、楽になる期間は短いことが多く、長く続く効果があるかどうかは研究でもはっきりしていません。[8][9]

効き方には、かなり個人差があります。脊柱管の狭さが強い方では、効き目を感じにくい傾向があるという報告もあります。[4][10]

ですから、ブロック注射の上手な使い方は、楽になっている間に歩いて体を動かすことです。注射を、運動を始めるための「つなぎ」にしてください。運動の進め方は運動療法のページにまとめています。

ステロイドを混ぜることについて

ブロック注射に、炎症をしずめる薬(ステロイド)を混ぜることがあります。ただ狭窄症では、ステロイドを混ぜても局所麻酔薬だけの場合と大きな差がないとする研究が多くあります。[11][12][9]

ステロイドは、体のホルモンの働きや血糖値にも一時的に影響します。[13][7] 使うかどうか、どのくらい使うかは主治医と相談して決めます。

安全性について

ブロック注射の副作用の多くは、一時的なものです。

  • よくあるもの:一時的な脚のしびれ・力の入りにくさ、だるさ、ふらつき。時間とともにおさまります[5][14]
  • まれなもの:感染、出血、頭痛(背骨の中の液が漏れることによる)[15]
  • ごくまれなもの:神経に関わる重い合併症。報告の多くは首の注射や、特定の種類のステロイドを使った注射です[15][16]

年齢だけで受けられないわけではありません。持病やお薬によって判断が変わるので、主治医と相談してください。

注射のあとに手術を受けると?

硬膜外にステロイドを注射した方は、その後の経過で改善が小さかったという海外の報告があります。[17] ただこの研究では、注射を受けた方にもともと手術を避けたい方が多かったなど、比べた人たちに違いがありました。注射そのものが原因かどうかは、わかっていません。


5. 効いたら、効かなかったら:次の一歩

効いたとき

その神経が、今の痛みの元である可能性が高いという手がかりになります。楽な間に体を動かしましょう。効き目が切れるたびに注射が必要になってきたら、その先の治療を相談する時期かもしれません。

効かなかったとき

それも大切な情報です。痛みの元が別の場所にあるのか、狭さが強いのか。診察と画像を見直す手がかりになります。

神経根ブロックで楽になった度合いは、手術のあとの脚の痛みの改善と関係があったという報告もあります。ただし、手術のあとの生活の動作との関係は見られませんでした。[18]

ほかの治療を考える目安

お薬や注射を続けても歩ける距離や毎日の暮らしが戻らないときは、手術について主治医と相談する時期です。[8] 手術のほかに、脊髄刺激療法(SCS)の説明を受けることもあります。どの治療が合うかは、主治医とよく相談してください。

足に力が入らない、尿や便が出にくいといった症状が急に出たときは、注射の予定を待たずに受診してください。急いで受診すべきサインにまとめています。

医師に聞いておきたいこと

  1. 「この注射は、痛みを取るためですか。それとも、原因を確かめるためですか?」
  2. 「私の場合、どの種類の注射ですか?」
  3. 「効いたら、効かなかったら、次はどうしますか?」
  4. 「ステロイドを使いますか?」
  5. 「注射のあと、運動を始めてもよいですか?」

1つ目の答えがわかると、結果の受け止め方が変わります。

よくあるご質問

Q. 何回まで受けられますか? 決まった回数の目安を示した研究は、ほとんどありません。効き目がどのくらい続くか、生活がどのくらい楽になっているかを見ながら主治医と相談して決めます。効き目が切れるたびに注射が必要な状態が続くなら、ほかの治療を考える時期かもしれません。

Q. 注射で、手術をしなくて済みますか? 約束はできません。神経根の痛みで手術を考えていた方を対象にした海外の研究では、注射のあと手術を見送れた方もいました。[19][20] ただ、どんな方でそうなるのかはまだわかっていません。

Q. 痛くないですか? くせになりませんか? ブロック注射って効くの?のコラムで、よくある心配にお答えしています。

まとめ

  • ブロック注射は、神経のそばにお薬を届ける注射。狭さそのものは変わりません
  • 使い道は「和らげる」と「確かめる」の二つ。確かめる結果は、診察とMRIと合わせて判断する手がかりの一つです
  • 受ける前に、血液をサラサラにするお薬と糖尿病のことを必ず伝えてください
  • 楽になる期間は短いことが多い。楽な間に体を動かす「つなぎ」に
  • 効いても効かなくても、その結果が次の治療を決める手がかりになります

※ このページは一般的な情報の提供を目的としています。ブロック注射を受けるかどうか、どの種類がよいかは主治医とご相談ください。


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出典
  1. Yeom JS, Lee JW, Park KW, et al. Value of diagnostic lumbar selective nerve root block: a prospective controlled study. *AJNR Am J Neuroradiol*. 2008;29(5):1017-23. PMID: 18272560 — 診断目的の神経根ブロックの正確さは「中等度」。お薬の広がり過ぎや届かなさで結果がずれることがある(47人の前向き研究)
  2. Beynon R, Elwenspoek MMC, Sheppard A, et al. The utility of diagnostic selective nerve root blocks in the management of patients with lumbar radiculopathy: a systematic review. *BMJ Open*. 2019;9(4):e025790. PMID: 31005925 — 神経根ブロックの診断の正確さはまだ不確かで、特に「痛みの元ではない神経」を見分ける力が低い可能性(6研究の系統的レビュー。どの研究も偏りのおそれが大きい)
  3. 日本整形外科学会・日本脊椎脊髄病学会(監修)『腰部脊柱管狭窄症診療ガイドライン2021(改訂第2版)』南江堂, 2021. 英文の二次出版: Kawakami M, Takeshita K, Inoue G, et al. Japanese Orthopaedic Association (JOA) clinical practice guidelines on the management of lumbar spinal stenosis, 2021 - Secondary publication. *J Orthop Sci*. 2023;28(1):46-91. PMID: 35597732 — 保存療法の一つとしてブロック療法を取り上げている(日本の診療ガイドライン)
  4. Wilderman I, Sarzetto F, Didari T, et al. Safety and Effectiveness of Different Approaches for Epidural Steroid Injections in Lumbar Spinal Stenosis: A Systematic Review and Meta-Analysis. *Pain Physician*. 2026;29(5):E337-E361. PMID: 42550520 — 注射の経路(仙骨・椎弓間・椎間孔)による効き目の差ははっきりせず、狭窄が強い方では効き目が弱い傾向(24研究のメタ解析。小規模な研究が多く、結果のばらつきが大きい)
  5. Stalcup ST, Crall TS, Gilula L, et al. Influence of needle-tip position on the incidence of immediate complications in 2,217 selective lumbar nerve root blocks. *Spine J*. 2006;6(2):170-6. PMID: 16517389 — レントゲンで見ながら行った神経根ブロックで、処置直後の副作用は一時的な脱力・ふらつきなど軽いものだけで、後に残ったものはなかった(後ろ向き研究)
  6. Narouze S, Benzon HT, Provenzano D, et al. Interventional Spine and Pain Procedures in Patients on Antiplatelet and Anticoagulant Medications (Second Edition). *Reg Anesth Pain Med*. 2018;43(3):225-262. PMID: 29278603 — 血液をサラサラにする薬を飲んでいる方の脊椎の注射は、注射の種類の出血リスクに応じて管理する(米国・欧州などの学会合同ガイドライン)
  7. Even JL, Crosby CG, Song Y, et al. Effects of epidural steroid injections on blood glucose levels in patients with diabetes mellitus. *Spine (Phila Pa 1976)*. 2012;37(1):E46-50. PMID: 21540770 — 糖尿病の方で注射後に血糖値が上がり、およそ2日で元の範囲に戻った(30人の前向き観察研究)
  8. Katz JN, Zimmerman ZE, Mass H, et al. Diagnosis and Management of Lumbar Spinal Stenosis: A Review. *JAMA*. 2022;327(17):1688-1699. PMID: 35503342 — 硬膜外ステロイド注射の長期的な利益は示されていない。保存療法で改善せず痛みと活動の制限が続く方では、除圧術が選択肢になる(総説)
  9. Ammendolia C, Hofkirchner C, Plener J, et al. Non-operative treatment for lumbar spinal stenosis with neurogenic claudication: an updated systematic review. *BMJ Open*. 2022;12(1):e057724. PMID: 35046008 — 間欠跛行のある狭窄症では、硬膜外ステロイド注射の上乗せ効果は短期的にも小さい。運動と徒手療法の組み合わせは有効(ランダム化比較試験の系統的レビュー・中等度の質)
  10. Sakai M, Inokuchi A, Imamura R, et al. Efficacy of Nerve Root Block for the Treatment of Lumbar Spinal Canal Stenosis in Adults Older Than 80 Years of Age. *Cureus*. 2022;14(5):e24863. PMID: 35702474 — 80歳以上の狭窄症112人に神経根ブロック。効かなかった方は脊柱管がより狭かった。重い神経の痛みが出た方はいなかった(日本の単一施設・後ろ向き研究)
  11. Friedly JL, Comstock BA, Turner JA, et al. A randomized trial of epidural glucocorticoid injections for spinal stenosis. *N Engl J Med*. 2014;371(1):11-21. PMID: 24988555 — 狭窄症400人で、ステロイド+局所麻酔薬と局所麻酔薬だけを比べ、6週後の痛みと生活動作に差がなかった(ランダム化比較試験)
  12. Meng H, Fei Q, Wang B, et al. Epidural injections with or without steroids in managing chronic low back pain secondary to lumbar spinal stenosis: a meta-analysis of 13 randomized controlled trials. *Drug Des Devel Ther*. 2015;9:4657-67. PMID: 26316704 — 局所麻酔薬にステロイドを加えても、痛みと生活動作の改善に上乗せはなかった(13のランダム化比較試験のメタ解析)
  13. Friedly JL, Comstock BA, Heagerty PJ, et al. Systemic effects of epidural steroid injections for spinal stenosis. *Pain*. 2018;159(5):876-883. PMID: 29394207 — 硬膜外ステロイド注射の3週間後、ホルモン(コルチゾール)が下がる方が局所麻酔薬だけの方より多かった(ランダム化比較試験の追加解析)
  14. Beynon R, Hawkins J, Laing R, et al. The diagnostic utility and cost-effectiveness of selective nerve root blocks in patients considered for lumbar decompression surgery: a systematic review and economic model. *Health Technol Assess*. 2013;17(19):1-88. PMID: 23673151 — 神経根ブロックで重い・後に残る合併症の報告はなく、軽い副作用は少数(系統的レビュー)
  15. Manchikanti L, Benyamin RM. Key safety considerations when administering epidural steroid injections. *Pain Manag*. 2015;5(4):261-72. PMID: 26059467 — 硬膜外注射の合併症と予防策。重い神経の合併症の報告の多くは首の経椎間孔注射(総説)
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  17. Radcliff K, Kepler C, Hilibrand A, et al. Epidural steroid injections are associated with less improvement in patients with lumbar spinal stenosis: a subgroup analysis of the Spine Patient Outcomes Research Trial. *Spine (Phila Pa 1976)*. 2013;38(4):279-91. PMID: 23238485 — 硬膜外ステロイド注射を受けた狭窄症の方は、4年間の改善が小さかった(大規模試験の参加者を後から比べた観察的な解析。注射を受けた方は、もともと手術を避けたい方が多かった)
  18. Ko S, Jun C, Min WK, et al. Pain Relief After Selective Nerve Root Block as a Predictor of Postoperative Functional Outcome in Patients with Degenerative Lumbar Spinal Stenosis Patients Undergoing Decompressive Surgery. *Spine (Phila Pa 1976)*. 2022;47(9):666-671. PMID: 34468438 — 神経根ブロックで楽になった度合いは術後12か月の脚の痛みの改善と関係したが、生活動作とは関係しなかった(60人の研究・エビデンスレベル4)
  19. Riew KD, Yin Y, Gilula L, et al. The effect of nerve-root injections on the need for operative treatment of lumbar radicular pain. A prospective, randomized, controlled, double-blind study. *J Bone Joint Surg Am*. 2000;82(11):1589-93. PMID: 11097449 — 手術を希望していた神経根の痛みの方55人のうち、注射のあと手術を見送った方がいた(ランダム化比較試験。狭窄症に限らない)
  20. Riew KD, Park JB, Cho YS, et al. Nerve root blocks in the treatment of lumbar radicular pain. A minimum five-year follow-up. *J Bone Joint Surg Am*. 2006;88(8):1722-5. PMID: 16882893 — 上の研究で手術を見送った方の多くは、5年後も手術を受けていなかった(追跡調査)